うつ病と対人恐怖症

うつ病と対人恐怖症

対人恐怖症もうつ病も、精神疾患という意味では同じものののように思うかもしれませんが、症状的には異なるものです。

 

うつ病は脳内物質が足りない事で起こり、対人面では無く、その関心は自分自身に対しておきます。

 

対人恐怖症は人に接する事への恐怖心などです。しかし、対人恐怖症が、うつ病の原因となる事も珍しくないと思います。

 

対人恐怖症だからこそに、人を遠ざけ自分の殻に篭ってしまう事で、ネガティブ思考になり、うつ病を発症してしまうわけです。

 

逆にうつ病の人も対人恐怖症になる事があると考えます。対人恐怖症は不安神経障害であり、うつ病は神経障害という面も加味すると、うつ病になる確率は高いのです。

 

対人恐怖症が起こる事で気分障害が起き、うつ状態になるのです。

 

それをそのままにしておくとうつ病に発展しかねませんから、対人恐怖症から脱する事は大切だといえます。

 

うつ病に陥ると肉体的症状が強くあらわれてきます。

 

うつ病には、色々な仮説が論議され、まだその仕組みが決定的に解明されていないので、対人恐怖症との関係は定かではないです。