視線恐怖症
視線恐怖症とは対人恐怖症の一例ですが、いつも第三者に見られているように感じ、行動全てが緊張のあまりたどたどしくなってしまう症状のことです。
実際見ている見ていないは関係なしに、世間一般多くの人間が自分に注目しているような心配になってしまいます。
結果、お金を払おうとしたら財布を落としてしまうとか、人前で自らの名前を書くだけで手が震えたり、平常では当たり前にできる事が出来なくなってしまうようです。
また、見られているのは自分自身に何らかの要因があるせいだとコンプレックスの塊になってしまう傾向があります。
人の目にとまらないよう地味な服を選択したり、帽子やコートで体型を隠したりする方も多いです。
また、通常であればできる事ができなくなりますから、なるべく身を隠して生きていこうとする傾向も見られます。文字を書く時に異常なくらい隠したり、人の前では電話にすら出られないケースもあります。
スタッフが寄って来る服屋なんてもってのほか、買い出しはセルフレジ、ガソリンもセルフ給油を利用し、とにかく人目につかないよう過ごすのです。